設計の岩澤です。

先月、久しぶりに和の庭をデザインする機会がありました。

学生時代に禅庭に魅せられて、夢想疎石、植治、重森三玲の作った庭を見て回ったりしたのですが、観るのと作るのはまるで違います💦当たり前ですが、、、

住宅の設計とは違う難しさで、掴みどころがないというか、何から手を付けていいか分からないような感覚に陥ります。

今回は、幸い1つの窓(室内)から眺める庭であったことと、既に庭木があったことが手掛かりとなって何とかカタチになりましたが、 現場で作りながら考え直したことも多かったので当初のデザイン案とはだいぶ違ったものになりました(^^;)

特に立石の配置は難解で、結局は造園屋さんの置いた配置が一番しっくりきたので、それでお願いしました。 「立石は公案に従え」 夢想疎石の言葉だったと思いますが、立石の配置はまさに禅問答のようでした。

写真はまだ施工直後で土が被っていますがタマリュウの密度が出れば緑の起伏の中に石が見え隠れする庭になります。また、梅の古木、ツツジ、枝垂れモミジと季節とともに違った表情を見せてくれる予定です。庭は生き物なので上手くいっているか、たまに見に行ってみようと思います。